
カルシウムだけじゃない!丈夫な歯を作る栄養素とは
11月8日は「いい歯の日」でしたね。
健康な歯を作るためには、日々の歯みがき習慣はもちろん、
丈夫な歯を作る栄養素をしっかり摂ることも大切。
これをきっかけに、“いい歯を作る習慣”を始めてみませんか?
今回は【丈夫な歯を作る栄養素】をご紹介します。
■子どもは虫歯になりやすい…子どもの歯を守るためには?
子どもの歯は、表面部分のエナメル質が薄く抵抗力が弱いことや
歯磨きがまだまだうまくできないこと、
甘いお菓子を食べる機会が多いことなどから虫歯になりやすいようです。
子どもの歯を守るために、
✓歯につきにくいおやつを選ぶ
✓おやつは時間を決めてだらだら食べない
✓定期的に歯医者さんで診てもらう
✓歯医者さんでフッ素を定期的に塗布してもらう
✓正しい歯磨きを身に付ける
といったことを意識してみてくださいね。
■丈夫な歯を作る栄養素
丈夫な歯を作るために、カルシウムを意識している
ご家庭も多いのではないでしょうか?
ですが、カルシウム以外にも大切な栄養素がたくさんあります。
歯の表面を作る主な栄養素はカルシウムですが、
その土台となるのはタンパク質です。
さらに、これらをうまく働かせるためにはビタミンA、C、Dも重要となります。
✓歯の土台を作る「タンパク質」
乳製品や大豆、大豆製品などを意識しましょう。
✓歯のエナメル質を丈夫にする「ビタミンA」
ホウレン草やカボチャ、うなぎなどに豊富です。
✓象牙質形成をサポートする「ビタミンC」
みかんやレモンなどの果物、ブロッコリーなどがおすすめ。
✓カルシウムの働きを助ける「ビタミンD」
鮭やキノコ類などに豊富です。
丈夫な歯を作るためには、バランスの良い食事で
多彩な栄養素を摂ることが大切です。
■よく噛む習慣もポイント!
よく噛む習慣も大切です。
よく噛むことで唾液の分泌が促進され、虫歯菌を洗い流す効果も。
また、やわらかいものばかりを食べているとあごが細くなり、
歯並びにも影響が出てしまいます…
よく噛む習慣を身に付けるために、
おやつに硬いおせんべいを取り入れたり、具材を大きく切ることを意識したり、
歯ごたえを残すように調理したりするのもポイントですよ♪
お子さまによく噛むように定期的に声掛けすることも大切です。
ここまで、「丈夫な歯を作る栄養素」についてご紹介しました。
丈夫な歯を作る習慣を、今日から始めてみませんか?










