7月19日、31日は土用の丑の日!うなぎを食べて夏バテ対策
7月も後半戦。お子さまの夏バテが心配な時季ですね。
夏バテ予防といえば「うなぎ」。
7月19日、31日の土用の丑の日に合わせて
食べる方も多いのではないでしょうか。
うなぎは栄養満点で夏バテ対策にはぴったりですが、
苦手なお子さまも多いのでは?
今回はお子さまでも食べやすい【うなぎレシピ】をご紹介します。
うなぎの栄養素についても詳しくご紹介しますのでぜひご覧ください。
■そもそも土用の丑の日ってなに?
毎年この時季「土用の丑の日」が話題となりますが、
そもそもこの日、なんだか知っていますか?
「土用」とは季節の変わり目の立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。
「丑の日」は日にちを十二支で数えたときに「丑」にあたる日。
「土用の丑の日」は土用の期間中の「丑」にあたる日のことを指します。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期のため、
精がつくものを食べると良いとされてきたのだとか。
ちなみに、うなぎを食べる習慣は江戸時代に定着したそう。
当時、うなぎ屋が蘭学者の平賀源内に「夏にうなぎが売れない」と
相談したところ、「土用の丑の日はうなぎの日」と
店頭に張り紙をして宣伝したことがはじまりという説も。
■子どもの夏バテの症状は?
小さなお子さまは自分の不調をなかなか上手に伝えられません。
お子さまの様子をチェックして、早めに気づいてあげたいものです。
▼こんな症状は夏バテかも?
・食欲がない
・機嫌が悪い
・元気がない
・体温が高い
・手足が冷えている
・下痢、便秘をしがち
こんな時は夏バテ対策をしっかりとりましょう。
■栄養満点のうなぎで夏バテ対策
夏は汗をたくさんかき、エネルギー消費が多くなることで
さまざまな栄養が不足しがちに。
うなぎには夏に不足しがちな栄養素が豊富です。
・ビタミンA:発育を促進し、皮膚や粘膜を健康に。
・ビタミンB1:ブドウ糖をエネルギーに変換するサポート。
・ビタミンB2:皮膚や粘膜の機能を正常に。
・鉄:貧血予防
うなぎは特に夏に不足しがちなビタミンB群を補うのに最適。
うなぎのかば焼き1串(約100g)で小学生が1日に必要な
ビタミンB1、B2、B6がほぼ補えるとあって、ぜひ食べておきたい食材です。
■うなぎレシピ2選
うなぎをそのまま食べるのが苦手というお子さまはアレンジしてみるのもおすすめ。
特に見た目が苦手な子が多いので、刻んで食べると◎
▼うなぎチャーハン
うなぎのかば焼きを細切りにして卵とうなぎを加えてふつうにチャーハンを作るだけ!
最後にうなぎのタレで味付けを。
ニラやキムチを加えると、香り成分のアリシンがビタミンB1の働きを
サポートしてくれるので大人はプラスしても◎!
より効果がアップしますよ♪
▼うなぎの柳川風
醤油・酒・みりん(各大さじ1程度)、砂糖(小さじ半分程度)、
水(120ml)を煮立てて細切りにしたうなぎ、ネギを入れ3分ほど煮る。
最後に溶き卵をかけて半熟程度まで火が通ったら完成。
お好みでうなぎのタレをかけても◎
うなぎ以外の具材は玉ねぎやごぼう、きのこなどお好きなものを入れてOK。
ごはんにのせて食べてもおいしいですよ♪
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ここまで、「夏バテ対策にぴったりなうなぎ」についてご紹介しました。
日本に古くから伝わる伝統を感じながら、
栄養満点のうなぎを食べて夏を元気に乗り切りましょう!