7月10日は納豆の日!腸活におすすめの納豆の食べ方とは
7月に入り気温も上がってきました。
暑さで食欲が減退したり、冷たいものを食べすぎたり…夏は腸内環境が乱れやすい時期。
そんな時に手軽に腸活できるおすすめ食材が「納豆」。
7月10日は「納豆の日」!ということで、
今回はより効果的な「腸活におすすめの納豆の食べ方」についてご紹介します。
■納豆は腸活の味方!
納豆が腸活に良いというのはよく聞きますが、なぜ効果的なのか、ご存じですか?
大きく2つの理由があります。
▼食物繊維のバランスが良い
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。
水溶性:水に溶けてゲル状になりうんちのすべりをよくして出しやすくする
不溶性:水に溶けずにうんちのカサを増やして腸を刺激し排便を促す
腸活においては【水溶性1:不溶性2】の割合で摂るのが理想と
いわれていますが、納豆1パックに含まれる食物繊維は
水溶性約1.1g、不溶性約2.2gと、理想の割合にぴったり!
食物繊維のバランスがとても良い食材なんです。
▼発酵の力で善玉菌を増やす
納豆は大豆に納豆菌を掛け合わせ、発酵させてつくられます。
納豆菌には腸内の悪玉菌を抑えて善玉菌を増やす力があります。
胃酸にも強い性質があるので生きたまま腸まで届き、
腸内環境を整えるためにしっかり働いてくれます。
■納豆は栄養満点のスーパーフード
腸活の力強い味方となってくれる納豆ですが、
実はそのほかにも多彩な栄養が豊富なスーパーフード。
細胞の成長や再生を促すビタミンB群や新陳代謝を促進するポリアミン、
骨の健康に大切なカルシウムなども含まれます。
さらに、血栓などを抑制するタンパク質分解酵素「ナットウキナーゼ」や、
成長ホルモンの分泌を促進するアミノ酸「アルギニン」も含まれていて、
たくさんの効果が期待できます。
■納豆を食べるタイミングは
朝食べるイメージの多い納豆ですが、栄養素の働きを効果的に得るためには
「夕食」で食べるのもおすすめです。
大腸の活動は副交感神経が優位なとき、つまり寝ているときに活発になるので、
納豆などの発酵食品を夕食に食べることで納豆菌や食物繊維によって腸内環境が整いやすく。
成長ホルモンが分泌されるのも夜11時~2時の間と
いわれているのでアルギニンにしっかり働いてもらう
ためにも夕食で食べるのがおすすめ。
ですが、もちろん朝食がNGというわけではありません。
朝食で食べて納豆の食物繊維を摂取すれば、
ぜんどう運動を促進して腸の動きを活性化することができますよ。
■よくまぜてネバネバに!熱には要注意
納豆は混ぜるとアミノ酸が増加して旨みがアップ!
タレを入れてからだと粘りが出にくくなるので
ネバネバ好きならタレを入れる前に混ぜると◎です。
また、ナットウキナーゼは熱に弱いため、
50℃で活性が低下し、70℃で死滅するといわれています。
ナットウキナーゼの効果を得たい場合は加熱調理せずに食べると良いですよ。
■ちょい足しで腸活効果をアップ
納豆だけでももちろん良いですが、
毎日だと飽きてしまう…という人も多いのでは。
せっかくならば食材をちょい足しして腸活効果をアップ!
納豆×キムチ、納豆×玄米、納豆×卵、納豆×とろろ昆布など、
食材を組み合わせて効果をアップさせるのもおすすめです。
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ここまで、「腸活におすすめの納豆の食べ方」をご紹介しました。
お手軽な納豆を味方にして、夏の腸活も頑張っていきましょう!