ビタミンの宝庫!秋の味覚「きのこ」の選び方
まだまだ暑さが厳しいですが、9月も中旬。
徐々に秋の気配が感じられるようになってきました。
そこで今回は、秋が旬のきのこに着目!
きのこには、お子さまの成長に欠かせない
ビタミンDやビタミンBのほか、
カリウムやリンなどのミネラル類が豊富です。
種類によって、豊富な栄養素が異なりますので、
【きのこの選び方】をテーマにご紹介します。
■食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富
きのこには食物繊維が豊富に含まれています。
種類によって異なりますが、ビタミンDやビタミンB、
カリウムやリンなどのミネラルが豊富なきのこもあり、
成長期のお子さまにもうれしい食材です。
■きのこ別、栄養素の特徴
えのき
糖質の代謝をサポートするビタミンB1が豊富。疲労回復に効果的です。
ギャバも多く含まれるので精神を安定させるのにも役立ちます。
しめじ
オルニチンを多く含んでいます。
成長ホルモンの分泌を促し、疲労回復にも◎
まいたけ
免疫力を高めるβ-グルカンが豊富です。
なめこ
なめこのぬめりは水溶性食物繊維の「ペクチン」。
腸活にはもちろんですが、胃やのどの粘膜を保護して
ウイルスから守ってくれる効果も!
エリンギ
食物繊維が豊富です!むくみなどを解消するカリウムも豊富です。
しいたけ
しいたけに含まれるグルタミン酸はコレステロール値を下げる働きがあります。
干ししいたけにはカルシウムの吸収を促進するビタミンDも豊富です!
きくらげ
不溶性食物繊維が豊富です。
うんちのカサを増やしてぜん動運動を活性化させてくれます。
■調理のポイント3つ
1.天日干しする
しいたけを天日干しするとビタミンDの含有量が
なんと10倍に増えるといわれています。
干ししいたけはちょっと高い…というときは、
生しいたけを買ってザルなどにのせて天日干し。
30~60分ほど置いてから調理してみてくださいね。
2.洗わない
洗ってしまうと水溶性の栄養が流れでてしまいます。
キッチンペーパーなどで汚れをふき取る程度でOKです。
3.冷凍する
きのこの旨み成分が出るのは細胞が壊れたとき。
冷凍して細胞壁を壊すことで旨みがアップ!
使いやすい大きさに切って小分けにして冷凍を。
使うときは解凍せず、そのまま調理してくださいね。
お子さまの様子を見ながら、必要な栄養素が豊富なきのこを選んでみてくださいね。