冬に気を付けたい「ビタミンD不足」、対策は?
12月も後半戦。忙しさで食生活が乱れてしまっていませんか?
この時期、特に気を付けたいのがビタミンD不足です。
陽の光を浴びることで作られる栄養素ですが、冬は特に不足しがちに…
そこで今回は【冬に気を付けたい「ビタミンD不足」、対策は?】
をテーマにご紹介します。
ビタミンDはお子さまの成長に重要な栄養素です。
その働きや、豊富な食材、摂り方のポイントをお届けします。
◆ビタミンDってなに?
ビタミンDはカルシウムを吸収するのに必要な栄養素。
成長期のお子さまには特に、とても大切です。
日光を浴びることで皮膚でビタミンDが作られますが、
最近は紫外線対策のやりすぎや、外遊びの減少などにより
ビタミンD不足のお子さまが増えているようです…
冬は特に、日光を浴びる時間も減るため、
ビタミンDを意識した食事を心がけることが大切です!
◆ビタミンDが不足すると…
ビタミンDが不足すると骨が弱くなってしまうため、
背中が曲がったり、足の骨が変形したりする
「くる病」につながるリスクもあるそうです…
O脚の原因になるともいわれているので注意が必要。
身長が伸びにくいといった研究結果もあるようなので、
お子さまにはしっかり摂ってほしい栄養素です。
◆ビタミンDが豊富な食材
日照時間が減り、寒さで外に出る機会が減る冬は、
食事でビタミンDを摂ることを特に意識しましょう。
【豊富に含まれる食材】
・鮭 1切25.6㎎
・さんま 1尾 11㎎
・シラス干し 大さじ2 6.1㎎
・きくらげ 2枚 1.7㎎
・干ししいたけ 2個 0.8㎎
◆摂り方のポイント3つ
✓カルシウムと一緒に
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける栄養素。
カルシウムと一緒に摂ることで吸収率がアップします。
✓魚を食べよう
ビタミンDは野菜や豆、芋類などにはほとんど
含まれていないため、魚を食べるのが◎
魚はカルシウムも多いので一石二鳥です!
✓油と一緒に摂る
ビタミンDは脂溶性なので、脂質と一緒に摂ると吸収が良くなりますよ♪
ビタミンDが豊富なきのこ類は揚げたり炒めたりして
食べるのがおすすめです!
ここまで、「ビタミンD不足対策」についてご紹介しました。
ビタミンDが不足しがちな冬は、ポイントをおさえて意識的に摂るようにしてみてくださいね。