食事で育脳!?脳を育てる栄養素とは
「育脳」という言葉を聞いたことはありますか?
人間の脳は6歳までに90%、12歳にはほぼ完成すると言われています。
“賢い子ども”に育てるためには、子どもの頃の習慣がとても大切です。
そこで今回は食事で脳を育てる【育脳おすすめごはん】についてご紹介します。
食事や日々の生活で、良い脳を育んでいきましょう!
◆「脳を育てる朝ごはん」摂っておくべき栄養素3つ
脳を育てるために、朝ごはんはとても大切です。
脳を働かせる栄養素を意識して摂りましょう。
(1)たんぱく質
たんぱく質は脳の40%ほどを構成する大切な栄養素。
朝ごはんでしっかり摂ることが大切です。
【おすすめ食材】
たまご、大豆、肉、魚
牛乳やヨーグルトなどの乳製品もおすすめ◎
(2)糖質
脳の唯一のエネルギー源でもあるブドウ糖を意識して摂りましょう!
【おすすめ食材】
お米、パンなどの主食
(3)脂質
脳の60%が脂肪でできているので脂質も大切。
特に、DHAは脳や神経組織の機能を高める働きがあり、
神経細胞を活性化させ記憶力や学習能力のアップにつながります。
【おすすめ食材】
さんま、さば、いわし
◆お手軽!育脳朝ごはんの3つのコツ
朝はバタバタで凝ったご飯は作れないのが現実…
ですが、育脳において朝ごはんはとても重要です。
摂っておくべき栄養素を簡単に摂れるコツをご紹介します♪
◇魚をプラス
朝ごはんに魚は出したいけど、時間がなくて焼いてられない…
そんなときは鮭フレークやしらすなど調理が不要なものをチョイス!
・白米
・納豆
・卵
・鮭フレーク/しらすなど
これだけで立派な育脳朝ごはんに◎
◇デザートに「きなこヨーグルト」をプラス
朝ごはんのデザートに、きなこをかけたヨーグルトを食べるのもおすすめです!
手間なく簡単に用意できますよ♪
これも無理…というときは
朝ごはんのときの飲み物を牛乳にかえるだけでもOKです!
◇お味噌汁で栄養補給
もし、まだ余裕があるなら、ぜひお味噌汁をプラスしてください。
サバ缶を入れたお味噌汁ならたんぱく質も良質な脂質も取れて育脳にぴったり。
記憶力と深い関係のある「亜鉛」は貝類・大豆で摂取できるので
貝のお味噌汁もおすすめです◎
◆【番外編】よく噛むことも大切!
ここまで栄養素や摂りたい食材についてご紹介しましたが、
もう一つ意識したいのが『よく噛む』ということです。
よく噛むことで唾液がたくさん出ます。
唾液に含まれる「アミラーゼ」という酵素が、炭水化物に含まれる
でんぷんを脳のエネルギー源のブドウ糖に分解してくれます。
また、消化がよくなり栄養を吸収しやすくなるほか、
噛むことで脳神経が刺激され、脳の働きが活発になるなど良いことだらけ!
こまめに声掛けして、お子さまによく噛むことを意識させることが大切です◎
ここまで、「育脳おすすめごはん」についてご紹介しました。
脳の成長に大切な時期の子ども時代。
手軽にできるところから、育脳をはじめてみてはいかがでしょうか♪