夏の腸ケアのポイント
近ごろは気温30℃を超える真夏日を記録する日も増えてきました。
各地で熱中症による救急搬送のニュースも聞かれていますね…
暑さにカラダが慣れていないこの時期は特に注意が必要です。
実は、腸内環境を整えることが熱中症予防にもつながります。
今回は【夏の腸ケアのポイント】をテーマに、
熱中症と腸内環境の関係や、今やっておきたい腸ケアのコツをご紹介します。
◆暑さにカラダが慣れていない7月は特に注意が必要!
総務省が発表している熱中症による救急搬送状況を見てみると、
【2022年】
6月:1万5969人
7月:2万7209人
8月:2万252人
【2021年】
6月:4945人
7月:2万1372人
8月:1万7579人
となっており、過去2年間では7月が最も多いことがわかります。
急な暑さや高い湿度は熱中症の危険性が高まるので、
しっかり対策しておくことが大切です◎
◆熱中症になりやすいカラダの状態とは??
熱中症対策に、水分・塩分補給などはもちろん大切ですが、
カラダを健康な状態に保っておくことも重要です!
【体調が悪いと熱中症になりやすい…】
■健康な状態なら…発汗などで体温調節が上手にできる
■体調を崩していると…体温調節が上手にできずカラダに熱が溜まって熱中症に
【体調が崩れる原因】
✓自律神経の乱れ
✓腸などの内臓機能の低下
✓疲れや睡眠不足、風邪
この原因をしっかり取り除くことが大切です◎
◆腸と熱中症の関係って??
■腸が整えば自律神経も整う!
熱中症の原因に自律神経の乱れがありますが、
実は、腸の動きと自律神経は密接にかかわっています。
さまざまな研究で腸のぜんどう運動が促進されると
副交感神経が活発になることが分かっています。
逆に言えば、自律神経が乱れることで腸の動きも鈍ってしまうため、
暑い夏は意外と便秘になりやすい時期でもあります。
■腸を整えて免疫力もアップ!
風邪による免疫力低下も熱中症の原因となりますが、
腸には免疫細胞の約7割が存在しているため、
腸内環境を整えることで免疫力をアップすることができます。
つまり…
✓腸ケアで自律神経を整える
✓腸内環境改善で免疫力アップ
熱中症対策にはこの2つのポイントが大切です◎!
◆夏の腸ケアのポイント
夏にやっておきたい腸ケアのポイントを2つご紹介します。
(1)朝起きたらコップ1杯水を飲もう
夜はたくさん汗をかいて朝は水分が不足している状態です。
熱中症予防のためにも朝起きたらコップ1杯水を飲みましょう。
水を飲むことで腸も刺激され、動き出しやすくなります。
(2)腸活食材で腸内環境改善
食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖など善玉菌が豊富なものや
善玉菌のエサとなる食材をしっかり摂って腸内環境を整えることを意識しましょう◎
◇夏におすすめの腸活デザート「甘酒アイス」◇
アイスが食べたくなる夏は腸活できる甘酒アイスを!
<材料(2人分)>
・甘酒(米麹で作られたノンアルコールのもの):125~150cc
・生クリーム:100㏄
・卵黄…1個分
<作り方>
(1)生クリームを6分立てに泡立てる
(2)甘酒と卵黄を混ぜる
(3)生クリームに(2)を入れて混ぜる
(4)容器に移して冷凍庫で冷やし固めて完成!
ここまで、「夏の腸ケアのポイント」についてご紹介しました。
しっかり腸ケアして熱中症対策をしながら、楽しい夏をお過ごしください♪