外あそびが大切|外あそび時間は35年で30%減!
コロナ禍で外あそびの機会が減ってしまったお子さまも多いのではないでしょうか?
外あそびは、体力づくりはもちろん、“心の成長”にも大きく関わります。
お子さまにとって大切な時間となる外あそび。
その効果や、おすすめのあそびをご紹介します!
外あそびの時間が減少している!?
お子さまの外あそびについての調査で、
年々、外あそびの時間が減っていることが分かっています。
◆35年間で30%以上減少
2016年の小学校高学年を対象にした調査では、
外あそびの時間が35年間で30%以上減少。
1981年の2時間11分から、2016年には1時間12分まで減ってしまっています。
◆保育園に通う幼児の平均は30分以下
2009年度から2018年度にかけて1~6歳の保育園に通う幼児を対象に実施した調査では、
外あそびの平均時間はなんと30分以下だったそう…
外あそびのうれしい効果とは?
◆基礎体力が養われる
走る、しゃがむ、飛ぶといった動作をするので、基礎体力や運動能力が養われていきます!
◆積極性が育つ
おもちゃがない外でどうやって遊ぶか、遊具をどのように使うか…
自由度が高い外あそびでは、自分で積極的に考えることが必要となります。
積極性や思考力を育むことにつながります◎
◆コミュニケーション能力を育む
公園などで遊ぶとき、保育園や幼稚園、学校以外のお友だちと会うことも多いですよね。
たくさんのお友だちや大人と接することで、
コミュニケーション能力を育み、社会のルールを学ぶ場にもなります。
◆健康な体をつくる
外で体を動かすことで、心肺機能が鍛えられたり、太陽を浴びることで
ビタミンDが作られたりと、健康な体づくりにつながります!
ストレス発散や睡眠の質向上にもつながるので、ぜひ外あそびの時間は十分に確保したいですね♪
子どもの能力を高める!おすすめ外あそび3選
◆鬼ごっこ
基礎体力や運動能力の向上はもちろんですが、ルールを理解する力も身に付きますよ♪
色鬼、こおり鬼、手つなぎ鬼など、さまざまな種類の鬼ごっこを楽しむことで、学びにつながります◎
◆虫取り
自然とふれあうことも大切なポイント!
自分で体験することで、さまざまな学びが得られます◎
虫取りで試行錯誤することも成長の糧になります!
◆だるまさんがころんだ
大勢でできるので、知らないお友だちとも一緒に遊べます。
アレンジしたもので、「だるまさんの一日」という遊びもおすすめ!
一日の中のさまざまな動作を掛け声にします。
例えば、「だるまさんがごはんを食べた」という掛け声なら、
ごはんを食べた動作をして止まります。違う動きをすると、鬼に捕まるルール。
想像力も鍛えられそうです♪
ここまで、「外あそびの大切さ」についてご紹介しました。
徐々に暖かくなってきましたので、体だけでなく、
心も育んでくれる外あそびの時間を意識して作ってみてくださいね♪