腸活の代名詞「オリゴ糖」とは?

2019.01.28

私達の腸の中には、1000種類、100兆個以上の腸内細菌が存在していて、体に有用な善玉菌、有害な悪玉菌と、健康な時はおとなしくしていて体が弱った時に悪さをする日和見菌の3つに分けられます。

快便は健康のバロメーターで、便が滞ると腸の中に有害物質が生じて、粘膜が弱まり、病原菌に対する抵抗力が低下します。
「おなかがいつもスッキリ」とは、便通がよく腸内の環境を健全に保てているということで、
そのためには腸の運動を活発にして、排便を促進する働きのある成分が必要となります。

その主な成分に、オリゴ糖、乳酸菌、食物繊維があげられます。

今回はその中のオリゴ糖についてお話いたします。
オリゴ糖にはガラクトオリゴ糖やフラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖の他たくさんの種類があり、腸の働きを活発にする働きがあります。人によっては下痢を起こしやすかったり、その働きには個人差があるといわれています。
オリゴ糖は摂取されると消化されないまま大腸まで届き、腸内細菌のエサとなり、ビフィズス菌などの善玉菌が好んで食べるため、人体に有用な善玉菌が増殖します。
このとき腸の中が酸性化して有害菌の増殖を抑えるといわれていて、その結果腸内環境が改善されます。また、そこで生成された有機酸は腸を刺激して腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にして排便を促します。
オリゴ糖はそれぞれ商品になって市販されていますが、やはりお勧めは色々なオリゴ糖を豊富に含む食品を日々の食事に摂り入れることです。
オリゴ糖を多く含む食材として、きな粉や納豆などの大豆製品、玉ねぎ、アスパラガス、ゴボウ、はちみつ、リンゴやバナナなどがあり、普段の食材から摂ることが出来ます。

今回はプレーンヨーグルトにオリゴ糖たっぷりの食材をトッピングしたレシピをご紹介しますので、ぜひ試してみてください!

材料(1人分)

  • ヨーグルト・・・・100g
  • バナナ・・・・・・1/4本
  • きな粉・・・・・・大さじ1/2
  • はちみつ・・・・・大さじ1/2  (1人分132Kcal)

<作り方>

  1. バナナは食べやすい大きさにカット。(カットして冷凍しておくと便利)
  2. 器にヨーグルトを入れ、バナナ、きな粉、はちみつをトッピングする。

*いつもの朝食にプラスしたり、果物を増やしたら手軽な朝食にもおすすめです。

寺口美里先生

執筆者 : 管理栄養士 寺口美里先生

資格

  • ●管理栄養士
  • ●健康運動指導士
  • ●生活習慣病改善指導士
  • ●西東京糖尿病療養指導士

企業から委託を受けて全国で特定保健指導や、糖尿病予防事業に携わる傍ら、地域の地区センターで料理教室も開催している。

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