梅雨の体調不良は腸が原因⁉子どもに食べさせたい食材とは
6月に入りムシムシ、じめじめした日も増えてきました。
梅雨入りも間近のこの時季、体調を崩すお子さまも多いのでは。
今回は【梅雨に子どもに食べさせたい食材】をテーマに、
梅雨の体調不良の原因や、この時季おすすめの食材、食べ方のポイントなどをご紹介します。
◆梅雨の体調不良の原因とは…??
梅雨にだるさや頭痛などを訴えるお子さまも多いですよね…
この時季の体調不良は「気象病」や「梅雨症」とも呼ばれています。
1年の中で最も気圧が低い梅雨。
気圧や気温、湿度の変化によって自律神経が乱れ、体の不調が出やすくなります。
★体の“水はけ”も悪くなる
湿度の高い梅雨は体の水分調整がうまくできなくなることがあります。
体の70~80%が水分で成り立っているお子さまは特に、水分バランスに注意が必要です。
【こんな症状はありませんか?】
・おなかを触ると冷たい
・舌に歯形が付いている
・消化不良
・最近、便秘・軟便を繰り返すことがある
体の水分が多すぎると“毒”になり不調につながることがあります。
外あそびやお風呂で適度に汗をかくことや、冷たい飲み物を避けることも大切です◎
一方で、気温が高くなり、熱中症の心配もありますので、
お子さまの汗のかき方やトイレの回数、おむつやおしっこの量をチェックするのもポイント。
水分が足りないようならこまめな水分摂取を。
◆腸のケアが自律神経を整えるカギ
梅雨の体調不良の原因のひとつ、自律神経の乱れを改善するカギは「腸のケア」。
一見関係なさそうですが、実は腸と自律神経は密接にかかわっています。
腸内環境が改善すると、腸のぜんどう運動を支配する副交感神経の働きが良くなり、
自律神経が整っていきます。
逆に言えば、自律神経が整えば腸内環境も改善していくので、
便秘や下痢、軟便で悩んでいるお子さまは自律神経を整える生活を心掛けると◎
◆腸活で自律神経を整えよう!食べたい食材3つ
腸を整えて、梅雨を元気に乗り切るために食べたい食材とは…?
(1)あずき
あずきは食物繊維が豊富で腸の調子を整えるのに◎
利尿作用もあるので、水分が体に溜まりやすい梅雨におすすめ。
★茹であずきをヨーグルトや寒天ゼリーにトッピングして食べると腸活効果がグッとアップしますよ♪
(2)枝豆
枝豆にも食物繊維が豊富で腸をきれいにしてくれるほか、胃腸の機能を助ける働きも。
体に滞っている水分の排出を促す働きもあるので◎
★カルシウムも摂れる小エビなどと合わせて炊き込みご飯にして冷凍しておくのもおすすめです♪
(3)きゅうり
きゅうりも食物繊維が豊富で腸内環境改善をサポートしてくれます。
利尿作用があるカリウムも豊富なので、水分量の調整に◎!
むくみ予防にもなるので親子で食べたい食材です。
★きゅうりは体を冷やす働きもあるので、炒めるなどして温めて食べるのがおすすめです。
鶏ガラスープの素で豚肉や卵と炒めると美味しいですよ♪
ここまで、「梅雨に子どもに食べさせたい食材」についてご紹介しました。
蒸し暑く、気分も落ち込みがちな梅雨ですが、腸をケアして元気に乗り切りましょう!