子どもの便秘解消には〇〇が大切
今回は半分を皮付きにしていますが、
通常、大腸は1日の生活の中で2~3回しか動かないため、おなかを毎日すっきりさせるためには、トイレのタイミングが大切です。
食事をすることや体を動かすことで大腸は動き出します。
前日から溜まっていたうんちは、朝食を食べた刺激で大腸に移動します。
朝食を食べたあとは、時間に余裕はありますか?
トイレトレーニングもそうですが、子どもにうんちをさせる時に、「はやく、はやく」では、子どもは便意を感じなくなってしまうのです。
早寝、早起き、朝ごはんの生活リズムを付けることで自律神経が整い、
うんちの時間も決まってきます。また、体を使った遊びをすることは、力むための筋肉を鍛えることにもなるので大切。
うんちの量は食事の量、食べたもの(特に食物繊維)、水分量などで決まります。
*食物繊維は植物の細胞膜のこと
さて、野菜ジュースは野菜の代わりになるのでしょうか。
野菜をあまり食べないから野菜ジュースで補いたいと思われるかもしれませんが、全部を補うことは難しいようです。
野菜ジュースは作る過程で食物繊維やビタミンCなど減少してしまう成分があります。
世界保健機構(WHO)では「幼児までの子供には100%ジュースも糖分の摂り過ぎになるとして飲ませないほうが良い」としています。
今回のレシピはリンゴをあま酒で煮たコンポートです。
麹から作った甘酒を使っているのでお子様にも安心して食べさせられます。
また、あま酒は「飲む点滴」と言われているほど栄養価の高い発酵飲料で腸内環境を良好にすることも期待できます。
リンゴは、皮や皮の近くの部分に食物繊維や栄養が多く含まれているフルーツです。
皮付き調理では皮に含まれるアントシアニンで淡いピンク色に仕上がります。
リンゴのあま酒コンポート
もちろん全部皮付きでも、お子様が食べにくい場合は皮を剥いて作っていただいても大丈夫です!
【◆材料〈作りやすい分量〉】
・リンゴ・・・・・・・・・・・・1個
・あま酒・・・・・・・・・・・・200ml(カップ1)
・はちみつ・・・・・・・・・・小さじ1
・干しぶどう・・・・・・・・大さじ1
【作り方】
1.鍋に甘酒カップ1とハチミツ小さじ1を入れる。
2.リンゴはよく洗って、8等分に切って芯を除く。
3.半分は皮付きのまま、残りは皮を剥いて
食べやすい大きさのいちょう切りにして①の鍋に入れ、干しブドウも加える。
4.落し蓋をして鍋のフタをずらして中火にかけ、煮上がったら少し火を弱めて軽く煮立たせながら20分煮て火を止める。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。