梅雨の体調不良は自律神経の乱れが原因?腸内環境がカギ!
じめじめと蒸し暑い日も徐々に増え、
この時季はだるさや頭痛などカラダの不調を感じる人も多いのでは。
梅雨は大人だけでなく子どもも体調を崩しがち…
それ、実は自律神経の乱れからくる不調かも。
自律神経を整えるためには生活習慣の改善はもちろんですが、
意外にも「腸のケア」がカギを握ります。
今回は「自律神経×腸」の関係を解説していきます!
■梅雨は自律神経が乱れがち
梅雨は急激な気温や湿度、気圧の変化で自律神経が乱れがちに…。
自立神経は「交感神経」「副交感神経」の2つで
成り立ち、互いにバランスを取って血圧や呼吸、体温、心拍などの
カラダのさまざまな機能を調整しています。
●交感神経:活動するときに働く神経で、カラダを活性化
●副交感神経:リラックスするときに働き、カラダを休めます
この2つのバランスが崩れると
・下痢、便秘
・だるさ
・めまい
・頭痛、肩こり
などのカラダの不調があらわれます。
■自律神経を整えるには?
自律神経を整えるためには、
・バランスのとれた食事
・質の良い睡眠
・腸のケア
の3つのポイントを意識することが大切です。
食事と睡眠はなんとなくわかりますが、
なぜ、腸のケアが関係してくるのでしょうか…
実は、腸と自律神経には、密接な関係があるんです。
■腸×自律神経の関係とは?
では、腸と自律神経にはどのような関係があるのでしょうか。
腸の動きには自律神経が大きくかかわっています。
活動神経の「交感神経」が優位のときは腸のぜんどう運動が停滞。
リラックス神経の「副交感神経」が優位のときにはぜんどう運動は活発になります。
腸のケアを行って腸内環境を整えていくことで
ぜんどう運動が活発になり、副交感神経の働きも良くなり
自律神経のバランスが整っていくんです。
逆にいえば、自律神経が整えば便秘や下痢など、
おなかの不調が改善されていくということ。
腸と自律神経は健康な生活を過ごすうえで重要なカギなんです。
■梅雨に食べたい食材
蒸し暑い梅雨は冷たいものの摂りすぎなどで胃腸がつかれがちに。
うまく消化ができず、腸内環境の乱れにもつながります。
胃腸を温め、湿気をカラダの外に出す働きのある食材を意識して取り入れると◎
●胃腸を温める食材
ネギ、ショウガ、シソ
●利尿作用で湿気を出す食材
トウモロコシ、枝豆などの豆類、キュウリなどの瓜科
ここまで、「自律神経×腸の関係」をご紹介しました。
疲れがちな胃腸をいたわりながら、腸内環境を整えて、梅雨を元気に過ごしましょう。