幸せホルモン「セロトニン」で五月病を乗り切ろう!
ゴールデンウィークが終わり、心配なのが五月病。
実は、不登校になる子どもが多い時季でもあります。
長いお休み明けは、学校や幼稚園・保育園に行き渋る
お子さまも多いのではないでしょうか。
そんなココロが疲れがちなこの時季を乗り切るための
カギを握るのが幸せホルモン「セロトニン」です。
今回は【セロトニンを増やすコツ】をご紹介します。
■セロトニンとは?
セロトニンは脳内で分泌される神経伝達物質。
精神の安定や睡眠の質の改善、リラックス効果を
もたらすことから“幸せホルモン”とも呼ばれています。
ストレスや疲労がたまったときには分泌量が減少してしまいます。
■セロトニン不足は心身の不調に…
セロトニンが不足するとココロやカラダの
さまざまな不調につながってしまう場合も…
・イライラしやすくなる
・不安になりやすい
・意欲や集中力の低下
・気分の落ち込み
・めまいや頭痛などの身体症状
これぞ五月病!ともいえる不調が多いですね。
お休み明けにこのような不調が現れていたら、
もしかするとセロトニン不足かも?
■覚えておきたい栄養素
セロトニンを増やすために覚えておきたい栄養素が3つあります。
・トリプトファン
セロトニンを作る原料となる必須アミノ酸。
体内では作れないので食事で補給を。
大豆製品や乳製品、卵、バナナ、アーモンドなどに含まれています。
・ビタミンB6
こちらもセロトニンを作る原料です。
かつおやマグロ、鶏肉、アボカド、ナッツなどを意識してみましょう。
・炭水化物
セロトニンを分泌するために大切な栄養素です。
米、芋類なども忘れずに食べておきたい食材です。
■セロトニンを増やすコツ
セロトニンを増やすためには、ご紹介した栄養素を
意識した食事を摂ることに加え、適度な運動や日光浴、
質の高い睡眠なども効果的です。
また、親子のコミュニケーションもセロトニンを増やすコツ。
コミュニケーションにより脳が活性化し、幸せホルモンの分泌量が増します。
お子さまが疲れていそうだな、なんとなく不安そうだな、など
ココロとカラダの不調を感じたらいつもよりたくさん話してみたり、
抱きしめてあげてみたり、コミュニケーションの時間を増やしてみてくださいね。
ここまで、「セロトニンを増やすコツ」についてご紹介しました。
幸せホルモンを意識して、五月病を乗り切りましょう!